Eye in the Sky

http://www.imdb.com/title/tt2057392/?ref_=nv_sr_1

ヘレンミレンですから楽しみにしていたのだが映画館には行きそびれてしまった。冒頭のシーンから、あーこれは多分、という察しがつくまま、どんどんと組織内の戦いへと内容が進行していく。上手い展開である。大変良かったのは、どの登場人物も、立ち位置の違いを表明する軸にして描いており、正解者を誰か選んで押しつけてはこないことである。組織内の軋轢を描いていこうという意図が巧かった。どこかの非日常戦火のことでなく、観客のこととして、人であれば誰でも身につまされることだろと突きつけてくるのである。あとはもう役者さんのうまさ。アラン・リックマンの遺作だと知らされてみている次第。
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Sarah’s Key サラの鍵

http://www.imdb.com/title/tt1668200/?ref_=nv_sr_1

原作も少し読んで観た映画。ベストお気に入りにはならないのだが、見応えがある映画。二回め鑑賞。なぜベストにならないかというと、なぜだか現代のシーンについて、作り手が乗ってない感じがする。登場人物らに迫力がなく薄い、ゆえに行動がいちいち腑に落ちない。クリスティンスコットトーマスは大好きなのだが、この現場はやりにくかったのだろうか。とくに最後のほうの息子のあたりからラストにかけて、まったくもって不思議と良くない。反して、過去のシークエンスはとても素晴らしい、怖さと後悔と立ち直れない悲しさが良く出ていて、作り手の熱がこちらにはある、ような映画。

The Visitor

http://www.imdb.com/title/tt0857191/?ref_=nm_flmg_dr_6

スポットライト、ウィンウィンが両方良かったので、以前見たこの映画を再び鑑賞。改めて、空気感が良く出ていて素晴らしい作品だった。どうしたら話に説得力が出るか、を、この監督はすごく押さえていると思った。この映画が出た頃から、不寛容への警鐘はあった。不寛容の方向は修正されることなく、進行している

WIN WIN

http://www.imdb.com/title/tt1606392/?ref_=nm_knf_i1

スポットライトが良かったので同じ監督の本作を。愛らしい良く出来た映画。たしかにリトルミスサンシャインに似ている。配役がうまい。演技を楽しむ映画であり、俳優が演技をすごくちゃんとしていることが出ている。この映画の肝はそれぞれのキャラクターであるが、2人の母親の出来バエが左右すると思う。そして両者とも完璧に味を出している。悪い母役がまた悪くなりすぎず善くはない加減が丁度うまいし、良い母役がまた要所要所で展開にリアリティ、説得力を出している。

Spotlight スポットライト

http://www.imdb.com/title/tt1895587/

大変良い映画。働く人たちの戦いが細かく描かれている。スーパーマンはなく、劇的な日もない。組織の中で、社会の中で、一日ずつの労働が積み重なっていく。キャスティングが素晴らしい。
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